「癌保険」 「健康食品」
以下のブログの内容は、癌治療のために使う健康食品についてです。興味のある方は、是非御覧下さい。
癌保険の最大の特徴は「診断一時金」で、100万円給付される点です。使途、癌の保険金を使うのは本人の自由で、その保険金の一部を健康食品の購入に使われています。 厚生労働省が2005年に行った調査では、患者の45%が健康食品を利用している実態が明らかになりました。また、様々な調査により、多くの患者が毎月数千円から数万円もの費用を健康食品に費やしていることも明らかになっています。
<癌治療のために購入される健康食品について>
人気のトップは「アガリスク」です。キノコの一種で免疫機能を活性化し癌を縮小させる働きがあると言われています。
次いで人気なのが「プロポリス」です。ミツバチが作り出す抗菌物質の一種ですが、やはり癌の増殖を抑える作用があるとされています。 このような健康食品癌の進行を遅らせるなど、直接的な効果を期待する利用者が7割近くに達しています。確かに、健康食品・抗癌効果に関する医学的根拠は否定的な部分もあります。しかしながら、厚生労働省の調査によると、高学歴な患者ほど健康食品やサプリメントをより多く摂取していることが明らかにされています。
健康食品が科学的に根拠薄弱なのに、高学歴の方に購入される方が多いのは実に興味深い話です。寛患者にしてみれば、癌の治療に効果があるのならば科学的理由なんてさして興味もなく、自身のがんの治療に効果があるのかどうかしか関心がないからかもしれません。「科学的根拠」よりも「機能性」「実用性」、「論により証拠」といったところでしょうか。