プラズマ療法とラドン浴療法
昨日、ネットでプラズマ療法とラドン浴療法の違いについて聞かれました。
具体的には…
「ラドン浴療法」と「プラズマ療法」の違いは何ですか?
素人なので具体的な違いは分かりません。 「ラドン」という言葉は何を意味するのですか?
「プラズマ療法」をインターネットで検索したら、貴社のホームページに辿り着きました。 「プラズマ療法」を実施しているお店まで自宅からは遠く、家で何かできるものはないかと探しています。御回答の程、宜しくお願い致します。 |
それに対する自身の回答は以下の通りです。
プラズマ療法については自身も良く知りません。
インターネットで「プラズマ療法」を検索したら「さくらサロン」のホームページを見つけ、「プラズマ療法」について記載されていて、以下に引用します。
「プラズマ療法」とは、体内のストレスや疲労でエネルギー不足になった細胞に大量の電子を与え、老化の原因である活性酸素を作らずに生命活動エネルギーを得る療法です。
「多量」の「電子」が活性酸素を抑制の役立つみたいですね。活性酸素には、身体を酸化(老化)させる作用があります。この活性酸素は身体に害をなし、この酸化作用を抑制することが心身の健康・病気防止・治療に重要だと言われています。ちなみにこの酸化作用を抑制する作用、すなわち、還元させる作用のことを「抗酸化作用」と言います。このさくらサロンのホームページを見る限りでは、電子には抗酸化作用があり、様々な面で体にプラスに働くみたいですね。
一方、ラドンはラジウムという元素が壊変(壊れるというくらいの意味)過程でできる物質です。ラドンは放射性物質で、低線量の放射線、すなわち、少量のラドンには、身体に良い影響を与える効果があると言われています。この効果のことを「ホルミシス効果」と言われています。前述したように、活性酸素は身体を酸化させる作用がありますが、ラドンには活性酸素による酸化を抑制(還元)する作用があります(抗酸化作用)。抗酸化作用を与える物質のことを抗酸化物質と言いますが、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)GPx(グルタチオンペルオキシターゼ)などがあり、ラドンにはこの抗酸化物質を生成する作用があると言われています。
ラドンと抗酸化作用の関係を調べた興味深い臨床研究があります。以下にまとめたので、参考にして頂けたら幸いです。
4.0シーベルト低線量放射線が抗酸化物質に与える影響について
電力中央研究の山岡聖典教授は、0.2シーベルト、4.0シーベルトの放射線を照射し、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)GPx(グルタチオンペルオキシターゼ)の量を調べた。その結果、0.2シーベルトの放射線を照射したラットの血液に含まれるSOD、GPxを、放射線照射4時間後に血液を採取して調べたら、SOD、GPx共に50%増加していた。 一般に、活性酸素は細胞を損傷(酸化)し、病気・老化の原因になると言われている。それ故、病気・老化を防ぐためにはSODやGPxなどの活性酸素の酸化を抑制する抗酸化酵素が必要である。この実験結果から、SOD、GPxなどの抗酸化酵素を生成する低線量放射線には、病気・老化を防ぐ作用があると言える。 |
ラドンには抗酸化作用があり、そういう点では、プラズマ療法の電子と共通しています。もっとも、自身はプラズマ療法については全く知りません。私見ですが、「プラズマ療法」は、それほど認知されていないのではないでしょうか。ちなみに、「ホルミシス療法」については、研究結果に裏付けられたデータも多数あり、実際、「ホルミシス臨床研究会」という財団法人もあります(http://www.thar.jp/)。どっちが健康に役に立つというつもりはありません。自分に合う療法を取り入れればよいのではないでしょうか。
次に、「プラズマ療法をしているお店まで自宅から遠いとあります」が、弊ショップの「ホルミシスラドン」を使えば自宅でラドンを吸うことができます。プラズマ療法も自宅で電子を多量に取り込むことができるような器械があれば、わざわざ通わなくても自宅で行うことができると思います。インターネットで検索してみて、もしレンタルが可能であれば(あくまで可能であればの話です)、レンタルすればよろしいのではないでしょうか。
自身からは以上です。