ホルミシス ラドンと肺癌
ラドンの肺癌に与える影響に関し、ヨーロッパのウラン鉱山で調査した研究があります。以下にまとめました。是非御覧下さい。
「ハイデルベルグのスピーソフ博士は、多くのウラン鉱山を訪ね、ラドンと肺癌の関係について調べました。ラットにラドンが最も有害な影響を与える方法とシリカの粉末を吸入させる実験を比較対照しました。この結果、ウラン鉱山にいるラットが肺癌になったのは、ラドンではなくシリカによるものであることが判明しました。」
以上です。肺癌の原因はラドンではないという事実は、鉱山に含まれる程度のラドンでは、ラットには副作用が出ないということを示唆しています。
ちなみに、数千匹のラットに自然環境の300倍のラドン222(7,400ベクレル/㎥)を長時間吸収させたら、肺癌の相対リスクレベルは、通常環境が1に対し、自然環境の300倍ラドンの環境では0.65だったという結果が出ました。
この実験結果は、自然放射線300倍程度の放射線は、細胞に害を与えるというより、むしろラットの癌細胞の増殖を抑制する効果があることを示唆しいます。一般に、微量の放射線はDNAを破壊するが、DNAの修復能力がそDNAの破壊するスピードを上回るため、DNAの修復力・免疫力が高まります。この現象を「ホルミシス効果」を呼びます。この実験では、ラドン222を吸収させることで免疫力、そして癌細胞に対する抵抗力が強くなったため、自然環境の300倍のラドンを吸ったラットは肺癌の相対リスクレベルが低かったのではないかを考えられます。また、「ホルミシス効果」には癌抑制遺伝子であるP53を活発にする効果があります。ガン抑制遺伝子P53は、細胞の代謝を正常に維持するために働き、アポトーシス(細胞死)を誘導するなどの重要な役割を持ちます。それ故、P53が活性化することで癌細胞の増殖が抑制されたとも考えられます。
動物実験レベルですが、ホルミシス効果がラットと同じように人間の細胞にも当てはまるのならば、ラドンは癌の抑制にある程度の効果が期待できるのはないでしょうか。ラドンに肺癌を完治する効果があると断言はできませんが、肺癌の治療にプラスに作用すると私は考えます。治るか否かは別にして、癌患者の中には、通常の治療以外にラドン吸入器を使う方もいます。効果があるかどうかは人により個人差があるので断定的なことは言えませんが、このホルミシス療法は試してみる価値があるはずです。
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