ホルミシス 糖尿病

 「糖尿病」とは、インシュリン作用の不足に基づく慢性の高血糖状態を来す代謝疾患のことを言います。大別して、Ⅰ型糖尿病とⅡ型糖尿病の2種類があります。Ⅰ型糖尿病は膵臓が全くインシュリンを作らないために生じる糖尿病で、Ⅱ型糖尿病はインシュリンの量が不十分又は細胞がインシュリンの作用を感じなくなるのが原因で生じる糖尿病です。Ⅱ型糖尿病は糖尿病全体の95%を占めます。

 糖分は血液によって細胞に運ばれエネルギーに変えられます。一方、血液によって細胞まで運ばれなかった糖分はインシュリンによって脂肪に変えられ、エネルギーとして蓄積されます。しかし、活性酸素によって膵臓のβ細胞が酸化(老化)されるとβ細胞はインシュリンを発生することができず、体内にある糖分は脂肪に変わらないまま蓄積されます。すると、白内障、高血圧、高脂血症、心臓病、脱血管障害等の様々な病気・症状を引き起こしやすくなります。それ故、糖尿病の予防及び治療には、原因である活性酸素による酸化を抑制することが必要です。ラドンには「ホルミシス効果」があり、その1つに抗酸化物質の生成する機能 があり、その抗酸化物質には細胞の代わりに酸化されることで活性酸素による酸化(老化)を防ぐ効果があります。

 糖尿病のケースで考えると、抗酸化物質が活性酸素による膵臓のβ細胞の酸化を防ぎ、β細胞のインシュリンを分泌する機能を保つことでエネルギーとして消費されなかった糖分は脂肪に変換され、体内にエネルギーとして蓄積されます。それ故、ホルミシス効果には抗酸化物質を生成し、活性酸素による膵臓のβ細胞の酸化を抑制する機能があるので、ラドン浴療法には糖尿病の改善を期待することができると考えます。

 低線量率放射線をラットに照射した実験では、抗酸化物質が50%増加し、糖尿病の発症を抑制する結果が得られました。この実験結果は、低線量率放射線には抗酸化物質を生成する効果(ホルミシス効果)があり、活性酸素による膵臓のβ細胞の酸化を抑制する機能がある事を示唆しています。

 もっとも、ホルミシス効果は個人差があり、必ずしもラドン浴療法が糖尿病の治療に効果があると断言することはできません。しかし、ラドンには活性酸素による膵臓のβ細胞の酸化を抑制する効果があり、ラドン浴療法には糖尿病の治療にある程度の効果があるのではないかと考えます。

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