ホルミシス 美容 活性酸素
「ホルミシスと美容」の関係についての話です。まず、活性酸素について書きます。
「活性酸素」とは、大気中に含まれる酸素分子がより反応性の高い化合物に変化したものを言います。活性酸素の代表的なものとして、スーパーオキシドラジカル、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素などがあります。活性酸素は不安定な状態にあり、近くの分子から電子を奪い安定しようとします。この作用を「酸化」と言い、老化の原因となっています。
次に、活性酸素と老化の関係についてですが、
1 紫外線を浴びると皮膚に活性酸素が生じ、その活性酸素はコラーゲンが変質させ新陳代謝を衰えさせ、肌の弾力性がなくなり、これが肌の弛みの原因になっています。
2 微小循環は活性酸素によって傷つき、栄養の取りこみと老廃物の排出が上手く行かず新陳代謝が衰え、これが肌細胞の老化の原因になっています。
3 細胞膜は血液の運んでくる栄養素を取り入れたり老廃物を排出する役割があります。脂質からできていますが、活性酸素により老化され過酸化脂質に変化します。過酸化脂質ができると栄養素の取り込みと老廃物の排出がスムーズにいかなくなり、新陳代謝が衰え、老化の原因となります。
以上1〜3のことが言えます。
活性酸素は細胞を酸化させる働きがあり、この酸化作用により老化が生じます。それ故、老化を防ぐためには活性酸素による生体の酸化を防ぐ必要があります。抗酸化物質は、活性酸素により生体が酸化されるより優先的に酸化される働きがあります。抗酸化物質の代表的なものとして、SOD(スーパーオキシド・ディスムターゼ)やGPx(グルタチオン・ペルオキシターゼ)があります。
低線量の放射線を照射するとSDXやGPxなどの抗酸化物質が増加します。この抗酸化物質は活性酸素を除去し、コラーゲン繊維、微小循環、細胞膜が酸化されれるのを防ぎ、栄養の取りこみと老廃物の排出をスムーズにすることで新陳代謝を活発にし、肌の老化を防ぐ機能があります。薬剤による細胞透過性増大は2%であるのに対し、低線量の放射線は50%で、その効果は照射後何日も継続すると言われています。
低線量放射線の照射によるホルミシス効果には、生体の身代わりに酸化される抗酸化物質を生成する機能があり、抗酸化物質の生成により活性酸素が細胞を破壊するのを抑制し、肌が老化するのを防ぐ役割があります。
高良毅医師は「ホルミシスは自分の体の中にあるものを活性化させる究極のアンチエイジングです」とコメントをしています。ホルミシスは美容にも効果があると言えるでしょう。最近は、医療のみならず、美容にも利用されるようになりました。
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