ホルミシス効果 ラドン坑道 歩行

 今日のブログの内容は、2008年10月に関口守衛院長(ドイツ文化会館赤坂関口クリニック)がオーストリアのハイルシュトレインに体験ツアーと学術的連絡を兼ねて行った時のことです。

 ハイルシュトレイン坑道はオーストリアのザルツブルグの南のバドガシュタインにあります。ハイルシュトレインでの坑内温度は37〜41.5℃、湿度は70〜100%、ラドン含有量は44,000Bq/㎥です。

 このツアーの参加者の中には、良性の脳腫瘍、脊椎の変性症の方もいました。杖をうかなければ歩くこともできなかったのが、この坑道で1週間3回入っただけで、帰国する頃には歩くことができるようになりました。

 ハイルシュトレイン坑道には次のような効能書きがあります。

「身体が本来持っている治癒力と炎症の鎮静を促す成分が活性化される」

「健康増進と生活の質の向上につながる」

 「身体が本来持っている治癒力」は免疫力・自然治癒力の事で、「健康増進と生活の質の向上」は行可能な状態になった事を指します。

 ラドンは放射線物質であるα線を発生します。ハイルシュトレイン坑道のラドンを吸って歩くことができなかった重病患者が歩くことができるようになった事実は、放射線が健康に良い影響を与え、「ホルミシス効果」を実証するものとして捉えることができます。

 このラドン坑道は医療として使われています。「ホルミシス」に対する考え方が社会的に認知されていることの証左だといえます。一方、日本では、「ホルミシス」に対する考え方が社会的に認知されているとは言えず、後進的と言えます。日本でも多数の臨床研究によるデータから「ホルミシス」理論に正当性は実証されています。理論の正当性は認めれているのにもかかわらず、認知されていないというのが今の日本の現状だと考えます。

 このブログでも、「ホルミシス」についてのケーススタディを取り上げました。弊店には「ホルミシスラドン」というラドンを人工的に生成する器械があります。このブログを御覧になりホルミシス効果に興味をもたれ「ホルミシスラドン」の購入・レンタルを御希望される方は、是非弊店の通販ショップ「水素の力」を御利用下さい。