ホルミシス効果　認知症

　　ホルミシス効果は認知症の改善にも多くの期待が寄せられています。

　「認知症」とは、種々の原因で脳の細胞が死滅し又は機能が悪くなることで、障害が起こり生活に支障が出る状態のことを言い、具体例としては、「パーキンソン病」「アルツハイマー病」があります。このパーキンソン病やアルツハイマー病などの認知症は、活性酸素が脳細胞を酸化（損傷）されることで生じます。

　脳細胞には不飽和脂肪酸が多く含まれているため抗酸化機能が極めて弱く、酸化されやすいのが特徴です。活性酸素により不飽和脂肪酸が酸化されて生成された過酸化脂質が細胞膜にへばりつくと、細胞膜内外の物質の交換を妨げられ細胞は死滅又は損傷し、パーキンソン病やアルツハイマー病などの病気・症状を引き起こします。

　このように、認知症の原因は活性酸素による脳細胞の酸化が原因となっています。それ故、認知症の予防・治療には、活性酸素による酸化を抑制するSOD、GPxなどの抗酸化酵素の存在が必要です。脳には「血液脳関門」という血液と脳の間の物質交換を制限する機構があり、内皮細胞の間隔が狭いために、薬剤を投与して血液を通してSOD、GPxなどの抗酸化酵素を伝達するのが難しいと言われています。

　しかしながら、低線量放射線なら、この「血液脳関門」をいとも簡単に通り過ぎることができます。また、低線量放射線はSODやGPxなどの抗酸化酵素を生成する機能（ホルミシス効果）があります。ラットに低線量放射線を照射した実験では、ラットの血液中に含まれている抗酸化酵素SOD、GPxが50%増えているという結果が出ました。それ故、血液脳関門を通り抜けることができる低線量放射線には、①脳細胞内での抗酸化酵素の生成 ②活性酸素による脳細胞の酸化の抑制 ③認知症の予防・治療等の効果が期待されています。

　もっとも、ホルミシス療法で認知症を治す事ができると断言することはできません。しかしながら、ホルミシス療法で認知症がある程度改善されたという体験談もあり、ある程度の効果が期待できるのではないでしょうか。

　弊店では、「ホルミシスラドン」というラドンを人工的に生成する器械を取り扱っています。この「ホルミシスラドン」のラドンを吸うことで「ホルミシス効果」を体感することができます。このブログを御覧になられ、「ホルミシスラドン」に興味を持たれましたら、通販ショップ「水素の力」を御利用下さい。