ホルミシス療法 癌 ケーススタディ①

 ホルミシス療法を統合療法の1つとして癌の治療に成功したケースをピックアップしました。「医師がすすめる放射性ホルミシス2(ホルミシス臨床研究会)」からの引用です。是非、御覧下さい。

 以下の内容は、癌の治療に成功したケースを取り上げたもので、効果・効能を保証したものではないことをあらかじめ御了承下さい。

高取正雄(高取内科医院) 症例①

転移性癌のマーカーが急降下し、ついに社会復帰

56歳男性嚢胞性膵がん

 

患者は56歳の男性。嚢胞性の膵臓がんが進行して、腹腔内や鎖骨上のリンパ節、肺などへ転移。腫瘍マーカーCA19-9も高値を記録。手術は適応がないため、重粒子線と抗癌剤による治療が行われた。

しかし、胸・腹水の貯留や巨大な胆のう砲の圧迫症状が強くみられるようになった。

さらに、TS-1やジェムザールなどの抗癌剤の副作用とあいまって、患者の食欲が衰え、強い倦怠感、微熱などの諸症状が悪化。日常生活もままならない状況になり、西洋医学では手の打ちようがなくなりつつあった。

そこで、週3回のホルミシス治療を行ったところ、体内に溜まった水が減少を開始。倦怠感もなくなって、マーカーも下がり始めた。さらに、ホルミシス治療より少し遅れて局所的に高温を当てて患部を温める温熱療法を開始したことで、症状はさらに改善。食欲も回復して、患者は正常な日常生活へ復帰することができた。

最近では抗癌剤の使用も中止。軽作業もできるようになったことで社会復帰して、休日にはゴルフもできるようになったという。

「ホルミシス治療や温熱治療は癌に対する抵抗力だけではなく、抗癌剤の副作用や食欲増進などに対しても有効に働き、西洋医学の治療と上手く共存できたと考えています」と

高取医師。

「他の治療も続けてきたので、ホルミシスだけが効果があったとは言えませんが、少なくともターニングポイントになったのは確かだと思います。」

従来の治療で不足していた部分をホルミシスが補ったことは確かだ。

以上です。