ホルミシス療法 癌 ケーススタディ③

 ホルミシス療法を統合療法の1つとして癌の治療に成功したケースをピックアップしました。「医師がすすめる放射性ホルミシス2(ホルミシス臨床研究会)」からの引用です。是非、御覧下さい。

 以下の内容は、癌の治療に成功したケースを取り上げたもので、効果・効能を保証したものではないことをあらかじめ御了承下さい。

高取正雄(高取内科医院) 症例③

週3回のルームの使用で転移した癌の進行がストップ

54歳女性 子宮癌 術後リンパ節転移

 

患者は54歳の子宮癌の女性。2006年に子宮癌の外科手術を受けた後、点滴と内服による抗癌剤と放射線治療で腫瘍マーカー(SCC)も安定したことで、治療を終了した。

だが、その後徐々に腫瘍マーカーが上昇。腹腔内に陰影が認められたことで、腹腔内リンパ節への転移が判明した。2007年後半になると、マーカーの上昇は顕著となり、50ng/ml近くまで達した。

しかし、患者としては前回の治療で抗癌剤の副作用で激しく苦しんだうえ、抗癌剤投与にもかかわらず再発を招いてしまったこともあって、抗癌剤治療を拒否。代わりにホルミシス治療を選択することになった。

2008年6月から週3回のホルミシス治療と温熱療法を開始。すると治療開始直後に倦怠感などの症状に改善が見られ、さらなる集中治療によって上昇一方だった腫瘍マーカーも下降に転じ、CTスキャンに映される腫瘍の拡大も止まったという。

現在抗癌剤を使用せずにホルミシス温熱療法のみによる治療を行っているが、腫瘍の進展は効果的に抑制されている。とくに漢書のQOLの改善は著しく、倦怠感もなく、食欲も旺盛。支障のない日常生活を送ることができているという。

現在の課題はいつまでホルミシス治療を続けるかだが、万一腫瘍がなくならないまでも、「進展が抑えられることで共存。支障のない日常生活を送ることができれば、悪くないのではと考えています。」と高取医師は患者の未来を見据える。