ラジウム温泉 ラドン 玉川温泉

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玉川温泉

 「ラジウム温泉」という名前の温泉を御存知でしょうか。温泉法では、「ラジウム温泉」とは、1kg中のラドンの含有量が100億分の20キューリー単位以上、あるいは1kg中のラジウム塩の含有量が1億分の1以上の温泉のことを言います。日本の代表的なラジウム温泉に玉川温泉(秋田県)、三朝温泉(鳥取県)があります。玉川温泉について簡単に説明します。

 玉川温泉は秋田県仙北郡田沢湖町黒沢から湧き出る温泉で、東北地方では屈指の名湯として知られています。毎分9,000リットルの噴出量で、この噴出量は日本最大の湧出量の温泉です。江戸時代に鹿が傷を癒しているところを発見したことが、この玉川温泉のルーツとなっています。以前テレビで「難病を癒す奇跡の温泉」と紹介されたので、御存知の方も多いのではないでしょうか。お湯は強酸性でPH1.1〜1.2で、その強酸性のために肌がピリピリします。その効用として、高低血圧、動脈硬化、脳性商事麻痺、貧血症、白血球減少症、肝機能、皮膚病などの改善の効果などがあります。難病の克服や健康維持・病気予防や美容の目的で年間25万人もの湯治客が玉川温泉を訪れるそうです。玉川温泉で放射線ホルミシス効果を有するラドン222を効果的に体内に取り入れる方法が大別して3つあります。

それは、1 浴湯 2 岩盤浴 3 飲泉 です。それぞれについて簡単に説明します。

1浴湯について

 「浴湯」には、ぬる湯、あつ湯、かけ湯、うたせ湯等の方法があります。ラドンは皮膚を通して吸収することが少ないので(約10%)、ラジウムが気化してこもっているラドン222の蒸気を吸収することでラドン222を体内に取り入れることになります(肺から約90%)。この浴湯ですが、特にリウマチと高低血圧の治療・改善に効果があると言われています。具体的には、温泉浴により副腎皮質機能が更新することでリウマチの痛みを除去・軽減し、高血圧を下げ低血圧を上げるといった循環器系に好ましい調整作用があり血中コレステロールの増加並びに血管に対する動脈硬化を抑制する効果があります。上記に記したように温泉のお湯は強い強酸性なのでかなり肌にピリピリきます。

2岩盤浴について

 岩盤浴用のテントが用意されており、そのテントに横になることでラドン222の吸収します。岩盤は温泉の地熱を帯びているので温熱効果も期待でき、この岩盤浴では、気管支炎、風邪、喘息などの症状を改善・軽減する効果があると言われています。90%のラドンは肺から吸収するので、岩盤浴は、ラドンを吸収する方法として、岩盤浴は理に適っていると言えるでしょう。

3 飲泉

 これは、ラドン222を含んだ玉川温泉のお湯を飲む方法です。「飲泉」によりラドン222を消化器を通じて直接体内に取り込むことができます。この「飲泉」は、胃粘膜の血管を拡張し吸収を促進して胃の運動や分泌を抑制することで、胃潰瘍・慢性下痢症・慢性胃炎・慢性肝炎に効果があり、新陳代謝を活性化させる作用を促すことで糖尿病にも効果があると言われています。