俳優 松方弘樹さん 脳リンパ腫
俳優の松方弘樹さんが脳リンパ腫に罹ったことについての内容です。テレビや週刊誌で御存知の方もいらっしゃると思いますが、是非参考になればと思い、簡単に簡単にまとめました。
俳優の松方弘樹さん(73)が脳腫瘍の一種で「脳リンパ腫」で都内の病院で入院していることが判明しました。所属事務所の発表によると「脳腫瘍らしきものが見つかったため、詳しい調査と長期療養が必要」と伝えられています。
リンパ球はウィルスから身を守る免疫を担当する血液細胞で、その内Bリンパ球が悪性になって脳の中で増殖するのが「脳リンパ腫」です。腕の痺れや麻痺などは「脳リンパ腫」の典型的な症状で認知症のような症状も現れることも少なくありません。
一般に異常なリンパ腫は血液の周りに集まり脳の深くに浸み込むように広がります。脳の深い部分にできやすいのはそのためで、血液を通じて複数の場所にできることもまれではありません。手術や切除することが難しく、放射線や抗癌剤で治療することがほとんどです。
この病気の根本はリンパ腫で血液の病気。抗癌剤が効きやすく、治療は抗癌剤をしてから全脳照射を行うことが一般的だと考えられています。
脳に腫瘍ができたので、おいそれと手術するわけにはいかなさそうです。結構、ややこしい病気だと思いました。化学療法が効くとは言え、治療に時間がかかりそうですし、完治するのはいささか難しいような気がします。松方さんの場合、銀座でかなりお酒を飲んでいたこともあり、不摂生な生活をしていたことも多分に影響しているはずです。
脳腫瘍及びその治療について更に簡単にまとめました。
- 抗癌剤や放射線治療を行うことが一般的
- 主治医からは「悪性だが他からの転移はない。抗癌剤の効果が上がれば秋には完治」
- 脳リンパ腫は「脳の深部のできる悪性リンパ腫で60歳以上の男性に多いが、抗癌剤などの化学療法が効果的