熊本地震 ストレスによる関連死
朝日新聞デジタルに先日起きた熊本地震の影響で避難所で退避していた高齢の女性の方がストレスにより亡くなられた旨の内容の記事が掲載されていました。
熊本県阿蘇市の避難所で17日に倒れているところが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認された女性(77)について、市は同日、ストレスなどによる災害関連死の可能性があるとして県に報告したことが、関係者への取材で分かった。
この女性の方は高血圧症などの持病を抱えていて、熊本地震の影響による避難所での退避生活によるストレスが原因で亡くなりました。
同じようなことは、福島第一原発、及び、東日本大震災にも当てはまるのではないでしょうか。
福島第一原発事故による放射線の量は人体に悪い影響を与えるレベルに到達していないのに、政府により退避勧告がなされ、今も避難生活を余儀なくされている方が大勢いらっしゃいます。実際、避難生活中にストレスにより亡くなられた方がいて、そういう意味では、放射線そのものの被害より、避難生活によるストレスの被害の方が明らかに大きいと言えるでしょう。
福島第一原発事故から数年が過ぎました。
当時、放射線=悪というイメージがあったため、日本中がパニックになりました。それで、政府から緊急措置として退避避難勧告が出されました。
しかしながら、今では、識者、学者からも、福島第一原発事故による放射線は人体に悪い影響を及ぼすレベルではないことが明らかになっています。
そういう意味では、放射線そのものの被害より、放射線=悪とイメージで判断して必要以上に騒ぎ立てる被害の方が明らかに大きいと言えるでしょう。
実際、ストレスが原因で亡くなられた方も大勢いらっしゃれるはずです。
正しい放射線の理解が広まれば、そのような被害を防げると思います。
それ故、放射線による対する正しい知識や認識の普及が何よりも優先すべき喫緊の課題と考えます。