糖尿病のタイプ

 

   糖尿病には、1型とII型の2種類があります。簡単にご説明致します。

   糖尿病患者はいまや国民病と言われる病気で、予備軍を入れると2000万人にもなると言われています。糖尿病には2種類のタイプがあり、インシュリン依存型とされる1型と、インシュリン非依存型のⅡ型があります。

 

   大雑把に言えば、Ⅰ型は若い人に発症する痩せ型の病気で、膵臓からインシュリンが出なくなるために起こり、インシュリンの注射をしなければ生命が脅かされる糖尿病です。

 

   これに対してⅡ型の糖尿病は中高年に発症する肥満型の糖尿病で、インシュリンが出ても組織がこれに反応しないために起こり、まず運動療法や食事制限での治療が行われ、必要な場合にはインシュリンの投与も行われることになります。